海外転職のキャリア事情について
海外駐在員のキャリア事情について
海外駐在員を経験することは、果たしてキャリア形成に有利に働くのか?また、海外駐在したことで自分の市場価値はあるのだろうか?と言う疑問をお持ちの方も多いと思います。
結論から申し上げますと、海外駐在の経験は、付加価値が高く、キャリア形成や転職でも間違いなく有利になります。
理由1
海外駐在経験者の絶対数が少ない
外務省のデータ※1によれば、現在およそ27万人の方が海外に赴任しています。日本の就労人口は、約5872万人ですので、就労人口に対してわずかに0.46%です。もちろん帰任している方も多いですが、それでも海外駐在員の希少性が高いということが言えます。
※1外務省データから引用
理由2
グローバルな経験が評価される
【語学力】
世界の共通言語である英語のみならず、赴任する国の言語も日常会話レベルまで学ぶこともでき、それらは大きな武器となります。
【異文化コミュニケーション力】
国や地域にもよりますが、仕事への価値観や姿勢、考え方は驚くほど違い、日本の常識が必ずしも通用しません。それらの背景となる宗教・慣習・習慣の違いをいかに認識し、対応することが重要です。このような異文化コミュニケーション力は、将来、海外赴任するだけでなく、内なるグローバル化の進展に伴い、日本で働く外国人とのコミュニケーションにも役立ちます。
理由3
マインドの強さが評価される
平たく言えば、根性がある、と言い換えてもいいでしょう。
見知らぬ土地で、言葉も分からず、普通に生活することすら大変な環境の中で、一人あるいは家族を守りながら、仕事で成果を出すというのは、かなりのパワーを要します。
特に赴任した直後は、仕事も大変な上に、プライベートでは配偶者や子どもが慣れない土地での生活に精神的に辛かったりすることもあります。そのような苦労や逆境を乗り越えることは、精神力を強くするだけでなく、人間も大きく成長します。海外でやり抜いた人=マインドが強いというように評価されることが多いです。
現地採用のキャリア事情について
現地採用だからと言って、海外で働く経験は付加価値が高く、キャリア形成や転職でも間違いなく有利になります。海外現地採用で働いて得られるスキルにものは、
理由1
海外で働くレベルの語学力が身につく
英語を筆頭に、スペイン語や中国語など現地の言葉で意思疎通をしながらする仕事も多々あり、言語コミュニケーション力が日本で働く以上に格段に上がります。
理由2
異文化対応能力が身につく
外国で現地の方と一緒に働くことで、必然的に相手の文化や思想を理解し対応することになるので、視野が広がりダイバーシティな考えも自然と受け入れられます。日本で働いていては得難い経験となり、大きなプラスに見てもらえるでしょう。
理由3
ガッツと根性が身につく
駐在員と違い、現地採用では家探しから会社への通勤など、何でも自分でやらなければいけない場面が多くなります。自分で考え行動することになるので、結果的に人間として強くなります。
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